2021/08/17 11:58

フランスのカゴバック"パニエ"を販売しているVannerie Coletteです。


2020年の夏から日本でもスーパーなどでのビニール袋が有料化となり、その後多くの方が『エコバッグ』と呼ばれる買い物バックを購入されましたよね。”プラスティック削減の為の有料化”だったのにも関わらず、多くの消費者が軽くてコンパクトに畳める原料がプラスティックのエコバッグを新たに購入されました。


長く使っていると破れたりしていずれかはゴミとなるそのエコバッグ。上手くリサイクルされたら1番いいのですが、そうでなければ可燃ゴミとして燃やされ”人類が作った最も悪い毒”と言われるダイオキシンが発生します。一時避難的な方法で”直接埋め立て”されるプラスチックも多くあります。もちろんプラスティックは微生物に分解されずいつまで経っても土には還りません。それどころか土壌汚染の原因にもなります。また個人的に1番避けたいケースが”海洋プラスティック汚染”です。


画像(ベルギー食品・環境・衛生局サイトより)


直接海に捨てていなくても、道などにポイ捨てされたゴミは、雨や風によって川に流れて最終的には海に流れ着くことが多くあります。そして海にたどり着いたプラスチックゴミはどうなるでしょう?漂流されながら少しづつ分解されるまでの時間が上の画像にあります。


ペットボトルは450年。また驚きなのが薄っぺらくて軽い使い捨てのマスクも分解されるまでに450年の時間がかかります。しかも分解されたプラスティックはマイクロプラスティックと呼ばれ、海洋生物に悪影響を与えます。


私個人では大きなことはできませんが、一人一人が消費する商品を『選ぶ』ことで、少しづつでも将来の環境が変わっていけるなら私は天然素材のかごバッグ”パニエ”で買い物しながら『選ぶ』選択をしたいと思っています。


Vannerie Colette